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December 19, 2012

2012.12.20

菅原一剛が10年間撮りつづけた『今日の空』が12月20日に書籍となって発売されます


菅原一剛が2002年1月1日から休むことなく撮りつづけている『今日の空』。毎日自身のホームページで公開している写真が12月20日に書籍となって発売されることになりました。
「どうでもいい日なんて、一日もない」そして「空はつながっている」ことを改めて感じさせてくれます。菅原の思いが凝縮された書籍です。

また、同時に「今日の空」iPhoneアプリも公開されることになり、みんなで今日の空をつなげることがきるようになります。こちらの詳しい詳細は改めてお知らせしますので、ぜひ皆さん参加してみてください!!


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「今日の空」について      菅原一剛

ぼくたちは今、日々明るい世界の中で暮らしていることを、
いつの間にかどこかで当たり前のことになってしまっているのではないでしょうか。
では改めて、そんなぼくたちの世界を明るくしてくれている光というのはどこから照らされているのかと考えてみると、
その答えは空にあります。
もちろん、その後人類が電力によって生み出した電灯の光もそれなりにぼくたちの世界を明るくしてくれてはいますが、
それは空の光の比ではありません。
だからぼくは、そんな日常の光でもある空の光を、毎日毎日見続けて行こうと、
この「今日の空」を始めました。
その時に、よく空の写真を撮る場合、空だけを写すことが多いのですが、
この「今日の空」に限っては、"ぼくたちの日常の上に、光としての空がある"ということを確かめるように撮影を続けています。
だからすべての写真には必ずぼくたちが暮らす地上も共に写すこととしました。
しかも、大切な日の空にも、何でもない日の空にも、楽しいことがあった日の空にも、
悲しいことがあった空にも、そして今日という空にも、いつだって光としての空があります。
時には空を見上げて、空という場所にはいつだって光があるということを、
そしてその光も同じ光は二度とないということを、改めて知って欲しいなあと思っています。


20121219.jpg『今日の空』
仕様 四六判 上製 272ページ オールカラー
定価 1,890円(税込)
出版社: ソフトバンククリエイティブ
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